エクアドルに支援の手を
わたしたちにできること
ハチドリのひとしずくプロジェクトとは
新型コロナウィルス災禍にあるエクアドルへの緊急支援
今このメッセージをご覧いただいているすべての皆様へ
メッセージに目を留めていただきどうもありがとうございます。
毎日、日常生活が大きく変わる中ですが、無事にお過ごしでしょうか?
このメッセージをご覧いただいている方、そのご家族、大切な方々がそれぞれの場所で心穏やかに過ごせる瞬間が少しでも多くあることを祈っています。
世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスは、私たちが愛する南米エクアドルでも危機的な状況を招いています。なかなか日本まで情報が届きませんが、エクアドルでは、2月29日に国内最大の商業都市グアヤキル市においてはじめてのコロナウイルス感染者が出たと発表されました。
◆エクアドルの現状
現在までの国内感染者数22,719人、死亡者数576人、この他に新型コロナウイルスによる可能性のある死者数1,060人と政府により公表されています。(情報元:在エクアドル日本大使館4/24時点)
人口が日本の約1/7の国にも関わらず、可能性のある死者数を含めるとその死亡者数は日本の約5倍にも上ります。港を有する商業都市グアヤキルでは、ご遺体の引き取りや検死が追い付かず、路上に放置されたという非常に辛いニュースも報じられました。
エクアドルから届く友人たちからの訃報、厳しい医療体制の状況を聞くと、政府や各報道機関が報じる数字よりも、何十倍もの厳しく緊迫した現実があるのだと強く感じております。
◆ハチドリのひとしずくプロジェクト
大好きなエクアドルの現状を前に、何もせず動かないということができません。エクアドルのことが大好きな仲間と集い、エクアドル緊急支援 <ハチドリのひとしずくプロジェクト> を立ち上げました。
エクアドルの先住民に伝わる民話に「ハチドリのひとしずく」というお話があります。
山火事を消そうと、一滴ずつ水を運ぶ小さなハチドリに対して、森から逃げた動物たちは「そんなことをしていったい何になるんだ」と笑います。ハチドリは動物たちに答えます。「私は私にできることをしているだけ」と。
私たちは、このハチドリのお話が大好きです。
私たちにできることはたったのひとしずくに過ぎないかもしれません。
だけどそのひとしずくがやがて大きくなり、困難な山火事を消しうる力になるのだと信じております。
小さくも果敢なこのハチドリのように。
私たちに今できる一番必要な支援は何か、を考えました。
それは、失業や外出禁止のために生活の糧をなくし、ウイルスか飢えかという生命の選択に迫られているグアヤキル住民の方向けの食料支援活動を支えること。
そこで日本、エクアドルの両国から支援金を募り、そのお金を現地で直接活動している団体へ寄付いたします。
◆明るい未来へ
2018年に日本とエクアドルは外交関係樹立100周年を迎え、今までに両国間で培った絆と、そして新たに出会えた絆を多くの喜びと共に深めることができました。この経験は私たちの財産であり、今後ますますの友好関係を推進していく未来そのものです。
私たちの未来は明るいということです。
ぜひその未来への投資という意味でも、温かいご支援と応援を賜れますと幸いです。
新型コロナウイルス エクアドル緊急支援
<ハチドリのひとしずくプロジェクト>
小林憲明 / 宮浦歩美 / 中川賀之 / 奥野玉紀 / 高橋力 / 高橋直
< 賛同団体 > 順不同
【日本国内】
・日本エクアドル外交関係樹立100周年日本実行委員会
・日本エクアドル人会SEKIDO
・NPO法人エクアドルの子どものための友の会SANE
・エクアドルOV会(JICA海外協力隊)
・NPO法人日本ガラパゴスの会(JAGA)
【エクアドル国内】
・グアヤキル在留邦人会
・グアヤキル日本人会
・キト日本人会
・クエンカ日本人会
・FUNEJADEC
※この他賛同して下さる団体がありましたら、下の「お問合せ」よりご連絡ください。
支援について
支援するエクアドルの団体
財団法人 フードバンク ディアコニア(Fundación Banco de Alimentos Diakonía)
Global FoodBanking Networkに加入する、非営利のフードバンク。
「おなかが喜べば、心が満ちる」をスローガンに食品会社と協力しながら、人と人との結びつきと、グアヤキルの飢餓と栄養失調の減少に貢献。現在は、86の財団・基金に加え、小学校、教会、集会所と協力し、貧困地域へ食料キットを配付。2020年4月22日現在、226.541キットを配付し、906.164人のお腹を満たした。
〈団体Facebookページ〉(スペイン語)
https://www.facebook.com/BancodeAlimentosDiakonia
エクアドル・フコニ基金(子ども達と共に)FUNDACIN JUCONI ECUADOR (Juntos con los niños)
1995年に発足した国際基金。
国内では、現在まで2000人以上の虐待や極度の貧困等で苦しむ子ども達を支援しグアヤキル市では、子ども達、約400人を常に日常支援、この中から特に支援が必要な72家庭(60家族は固定)を長期支援プログラムに設定し、ドラッグや悪事に手を染めずに、健全に社会に旅立てるように寄り添い、食料支援も行う。
現在、貧困地区に対し、1セット30ドルの一家族に最低限必要な一週間分の食料キットを配布し、彼らの生命をささえている。
〈団体Facebookページ〉(スペイン語版):https://www.facebook.com/Juconi.Ecu/
「本当に今必要な支援」が、少しでも届けられるように、状況に応じて他の支援団体への寄付も検討していきます。
ご寄附について
2018年の日本エクアドル外交関係樹立100周年の際には、実行委員会が設立されて様々なイベントが行われました。今回、急な支援を行うことになりましたので、この実行委員会の銀行口座を使わせて頂くことになりました。
< 支援金受付口座 >
三菱UFJ銀行
横浜駅前支店(251)
口座番号)(普通)1659971
口座名義)日エクアドル外交関係樹立100周年実行委員会
※可能な方はできる限りインターネットを利用しご入金ください。
ご支援いただくために、わざわざ外出されるということは望んでおりません。
どうぞご自身の健康を一番大切に考えて行動していただきたいです。
※一口あたりの金額は特に設定しておりません。
皆様それぞれの温かい「ひとしずく」のご支援をいただけますと嬉しいです。
※税制上の優遇処置はございません。
< 支援金受付期間 >
2020年4月25日(土)~2020年5月6日(水)まで